全国青年司法書士協議会主催
全国一斉 子どものための養育費相談会
8月31日土曜日
新潟県司法書士館にて相談業務を行いました。
午前・午後の両方とも請け負ったのは、新潟では私一人のみ…
非常に疲れましたが、有意義で勉強になりました。
日本で実際に養育費の支払いをしている割合は、母子家庭で3割未満です。
………かなしい事実ですね。
「支払っている男のほうが珍しい」というのが実情です。
「子供に会わないのだから支払わなくてよい」「児童扶養手当がもらえるのだから支払わなくてよい」といった、間違った声も聞きます。
アメリカでは、日本のような支払い逃れは少ないです。
裁判所で決定した養育費未払いの親に対して、養育費を取り立てる公的機関があります(養育費履行強制庁)。
養育費履行強制庁が、支払わない親に請求をして、受領します。
それでも支払わない場合、銀行口座等の差押え・免許証やパスポートの取消措置を講じます。
日本にも、このような機関が存在を切に願うばかりです。
ここから話が変わります。
来週は新潟市江南区で
「引きこもり・不登校のためのボランティア活動」に出席予定です。
わたしは成年後見業務を行っていません(成年後見申立ての業務は受任しています)。
そんなこともあってが、困っている人(経済的・身体的)と接する機会は少ない。
しかし「司法書士会務」や「ボランティア活動」を行うことによって、人生で悩んでいる人と出会います。
当然、ちいさな私に出来ること限られていて、もどかしい日々です…
「目の前にある物事に対して、誠実に取り組む」のが、全てだと考えます。