子どものための養育費相談会に参加しました

2024 - 09 - 01
新潟県の養育費相談会ポスター

全国青年司法書士協議会主催
全国一斉 子どものための養育費相談会

8月31日土曜日
新潟県司法書士館にて相談業務を行いました。

午前・午後の両方とも請け負ったのは、新潟では私一人のみ…

非常に疲れましたが、有意義で勉強になりました。

日本で実際に養育費の支払いをしている割合は、母子家庭で3割未満です。

………かなしい事実ですね。

「支払っている男のほうが珍しい」というのが実情です。

「子供に会わないのだから支払わなくてよい」「児童扶養手当がもらえるのだから支払わなくてよい」といった、間違った声も聞きます。

アメリカでは、日本のような支払い逃れは少ないです。

裁判所で決定した養育費未払いの親に対して、養育費を取り立てる公的機関があります(養育費履行強制庁)。

養育費履行強制庁が、支払わない親に請求をして、受領します。

それでも支払わない場合、銀行口座等の差押え・免許証やパスポートの取消措置を講じます。

日本にも、このような機関が存在を切に願うばかりです。

ここから話が変わります。

来週は新潟市江南区で
「引きこもり・不登校のためのボランティア活動」に出席予定です。

わたしは成年後見業務を行っていません(成年後見申立ての業務は受任しています)。

そんなこともあってが、困っている人(経済的・身体的)と接する機会は少ない。

しかし「司法書士会務」や「ボランティア活動」を行うことによって、人生で悩んでいる人と出会います。

当然、ちいさな私に出来ること限られていて、もどかしい日々です…

「目の前にある物事に対して、誠実に取り組む」のが、全てだと考えます。