セルフ登記 サンタクロースばばあ
相続登記は本人申請ではなく、新潟市の司法書士をご利用ください。
12月に入りました。
街中が忙しくなる季節です。
当然、法務局もバタバタします。
毎年12月になると、新潟地方法務局にて思い出すことがあります……
とある年の12月、法務局に権利証を受け取りに行きました。
ふだんは、郵送の方法で権利書を取得します。
この日は、法務局近くの金融機関にて、預貯金解約の用事がありました。
そんなわけで、直接受け取りに行きます。
金融機関の対面にある、新潟三越の跡地、どうなるのでしょうね……
駅から遠く不便なのに、費用ばかり高い。
ニュースでも言っていた通り、再開発会社が、だれも手を挙げないのも納得です。
まぁ 条件を下げていって、そのうち再開発会社は決まるでしょう。
新潟地方法務局に到着。
受付カウンターから、4メートルほど離れた対面に、筆記台があります。
ふたりの高齢女性が、その筆記台のイスに座っていました。
受付カウンターに行かずに、4メートル離れた筆記台のイスに座りながら、大声で登記官としゃべっています。
受付と高齢女性の4メートルのあいだに、ポツンと、わたしが立っている状態です。
Best Beauty Age(最も美しい年齢)
尊敬の念を込めて、このときの二人の高齢女性を、このように呼ばせてもらいます…
略して BBA(最も美しい年齢?)
- ふたりのBBAが筆記台に、大きな風呂敷2つを広げている
- BBAの相続関係書類が山積みなっているせいで、筆記台は使えない
- BBAはイスに座りながら、相続登記の本人申請について聞いている
- BBAの話は、終わる気配がない
- BBAと話している登記官が、奥にいる登記官に声をかける
- 奥にいる登記官から、権利証を取得する
そのあと私は、登記事項証明書をもらうため、その場を離れます。
登記事項証明書を取得して、帰ろうとしたとき。
帰ろうとしているBBAふたりが、前方にいました。
大きなバックを背負いながら、元気よく歩いています。
背負ったバッグは、小柄なBBAと同じくらいの大きなサイズ。
その姿は、まるでサンタクロース……
「そんなに元気なら、4メートル離れた筆記台じゃなく、受付カウンターの前に行けや」
そんなふうに思ったり、思わなかったり…

